映画「チェルノブイリ・ハート」をみてきました
2003年に制作されたドキュメンタリー映画で、
チェルノブイリ原発事故による子供たちを追い、
その健康への影響を暴いています。
感想を一言で言うと、
とにかく見るのが、キツく、ツラかったです。
そして、放射能の恐ろしさをはっきりと再認識しました。
3.11の震災から今日で半年が経ちましたが、
なんとなく、震災前と変わらない日常がある今、
頭をぶん殴られたような感覚です。
作中で、被災地から80km県内で、原発事故の後に生まれてきた障害を持つ子供が映されていて、
その後、字幕で「この地域での健常児の出生率は15%~20%」という文字が出てきた時、
その数字を理解するのに、少し時間がかかりました。健常児が20%?
でも、これは冗談でも何でもなく、真実で、
さらに言うと、日本でも福島第一原発で、
放射能漏れの事故が起こっている。
この現実を、目の前に突きつけられた気分でした。
60分くらいの短い映画ながら、
20分過ぎたくらいから、シアターから出て行きたくて仕方なかったです。
が、見る価値は十分にあると思います。
少しでも興味のある方は、是非見てください。
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